2023.2.8
1歳のお誕生日に「選び取り」をしよう!はさみなどのアイテムに込められた意味は?
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1歳のお誕生日を迎えた赤ちゃんは、ここまで順調に育ってくれたお祝いと今後の健やかな成長を祈願して、さまざまな伝統行事でお祝いしましょう。
そのひとつと言えるのが、「選び取り」という行事です。
どのようなものなのか、なにを準備すればよいのかなどはじめての選び取りでも慌てないための基本情報を解説していきます。
目次
1歳のお誕生日は「選び取り」をしよう
赤ちゃんにとってはじめての誕生日となる1歳の誕生日は、せっかくなら盛大にお祝いしたいですよね。
1歳の記念に行われる儀式はさまざまありますが、その一つと言えるのが「選び取り」です。
選び取りとは、その名前の通り赤ちゃんにアイテムを一つ「選び取ってもらう」儀式のことです。
赤ちゃんの目の前に、コインやお箸などさまざまなものを置き、赤ちゃんがどれに手を伸ばすかを見守ります。
そして、赤ちゃんが選び取ったものがどれかによって、赤ちゃんの将来を占います。
選び取りにあたって用意するものについては、厳密な決まりがありません。
基本的にはどんなものでも構いませんが、中には一部「定番」と言えるようなアイテムもあります。
「どんなものを用意すればいいかわからない」というときには基本のアイテムを参考にしながら、必要に応じてオリジナル要素を足していくとよいでしょう。
「パパのお仕事が車に関連するから、車の模型を入れよう」
「ママの仕事がお化粧に関連するから、化粧品を入れよう」
……こんな風に、そのご家庭だけのオリジナル要素を入れてもOKです。
そのほかのルールについても、基本的には「絶対にこうでなければいけない!」というようなルールが定められているわけではありません。
特に「選び取る」の定義については、選び取りをはじめる前に家族みんなで話し合いながら決めてもいいでしょう。
「はじめて触れたものだけを選び取ったと考える」
「触ったものは全部選び取ったと考える」
「時間を決めて、その時間内に一番長く触っていたものを選び取ったと考える」
というように、定義を決めておくとスムーズです。
選び取りに使用するアイテムとそれぞれに込められた意味は?
選び取りのときに用意するものについての決まりはありませんが、定番のものの一つにお箸やフォークがあります。
お箸には、生涯を通じて食べていくことに困らないという意味があります。
そのほか、料理にまつわる仕事に就くという願いも込められています。
続いて、はさみ。
はさみには手先が器用になるという意味のほか、裁縫と関連があることからおしゃれになるという意味があるとされています。
続いて、ボールペンなどの筆記用具。
勉強や仕事のシーンでも使う筆記用具は、頭がよくなる、仕事で大成するといった意味があります。
続いて、コインなどのお金。
お金であれば将来お金持ちになる、お金に困ることがないという意味があるとされています。
続いて、ボール。
スポーツにも使われるボールは、運動神経抜群になる、身体が強くなると言われています。
続いて、本。
絵本や漫画本なども含めて用意し、それらを子どもが手に取ったときには勤勉で知的好奇心が旺盛な子になると言われています。
選び取りに使うアイテムはどうやって準備する?
このように、選び取りに用意するアイテムはさまざまありますが、すべて用意するのは難しく感じるかもしれません。
特にはさみは刃物ですから、扱いには注意しなければいけません。
また、本を用意するときには重いものを用意してしまうと赤ちゃんが興味を抱いても実際に手に持つことができませんし、間違って落としたときにはケガのリスクが高まってしまいます。
そのため、なるべく小さいものや手に取りやすいものを取り合うようにしてください。
はさみの場合には、刃先にカバーをつけたり、テープで巻いたりすることで安全に扱えるようにしましょう。
それでもやっぱり、赤ちゃんに手渡すとなると「なにかあったらと思うと怖い……」という気持ちになってしまうのではないでしょうか。
そんなときには、実物ではなくイラストや写真の印刷されたカードを用意するのもおすすめです。
選び取りのために作られたカードなどのグッズを購入することで、安全に選び取りができるでしょう。
選び取り用商品はそれぞれにデザインが違いますので、色々見比べながら探してみると「素敵!」と思えるデザインが見つかるかもしれません。
理想のデザインがある場合には、自分たちで選び取りカードを作るのもおすすめです。
自作なら自分の好きなデザインで、サイズ感なども理想のものが作れるでしょう。
手描きイラストのカードは、ハンドメイドならではの温かみやオリジナリティを演出できます。
選び取りをするときに注意したいポイント
選び取りを安全に進めていくには、広い場所で行うように心がけましょう。
興奮した赤ちゃんが、選び取ったアイテムを投げることもないとは言い切れません。
はさみに限らず、危険性の高いアイテムは工夫しましょう。
選び取りのカードを使うのであれば、カードの角が目に入ってケガしないよう角を丸めておくなどの工夫が大切です。
また、選び取りに使うアイテムは、あまりあれもこれもと用意しすぎずある程度厳選するようにしましょう。
「色んな可能性を残したい」と考えるあまりにアイテムを増やしすぎるとスムーズに進まなくなってしまうかもしれません。
多くても、10個以内を目安にしましょう。
また、「本」「ボール」を用意したいからと言って、日頃から読んでいる絵本や遊んでいるおもちゃを使うのはやめましょう。
日頃から慣れ親しんでいるアイテムは、手を伸ばしやすくなります。
占いとは無関係に選び取ってしまいがちなのでアイテムに使うのは避けるとともに、選び取りの最中視界に入らないようにしましょう。
近場に普段遊んでいるものが置きっぱなしになっていると、そちらに気を取られてしまうのできちんと片付けておいてください。
また、選び取りの様子は忘れず写真や動画撮影をしましょう。
赤ちゃんの一生に一度の時間を残しておくことで、その後何度も見返しながら可愛らしい姿を楽しむことができます。
子どもの成長を実感するきっかけにもなりますから、忘れずに残しておきましょう。
studioTO-WA(スタジオトーワ)では、赤ちゃんの大切な記念となるイベントと、その時間を長く残すためのお手伝いをいたします。
「選び取りの様子を撮影したい」といったご相談も、ぜひお気軽にお聞かせください。
まとめ
赤ちゃんの前にさまざまなアイテムを並べて、どれを手に取ったかで将来を占う選び取りは、1歳のお祝いにする行事の一つです。
行うときには安全性にも十分注意して、楽しい時間を過ごしましょう。
studioTO-WA(スタジオトーワ)では、そうした時間を残すお手伝いをいたします。
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