2022.9.17
里帰り出産で準備すること&持ち物は?いつから帰ればいい?
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出産を経験するにあたって、里帰り出産を検討している人も多いのではないでしょうか。
「安心」「心強い」といったポジティブなイメージの強い里帰り出産ですが、注意しておきたいこともあります。
里帰り出産を考えているとき、確認しておきたいポイントや準備の流れなどについてご紹介していきましょう。
里帰り出産とは?
里帰り出産とは、現在住んでいる場所ではなく実家に戻って、すなわち「里」に帰って行う出産のことです。
実家近くの病院や助産院などで出産し、その後もしばらくのあいだ実家で育児をすることが多いです。
里帰り出産を行う目的は、多くの場合親御さんの近くで出産できるという安心感にあるようです。
親御さんは、子育ての経験者です。
経験者の目線からサポートしてもらえたり、育児を任せられたりするというのは、とても頼もしいものです。
里帰り出産をするメリット・デメリット
こうした里帰り出産の目的にもつながりますが、里帰り出産にはさまざまなメリットがあります。
魅力として大きいのはやはり、身体的・精神的負担を減らせるという点でしょう。
産後まもなくは、身体が思うようにいかないことも多く、大変デリケートな時期です。
そうした時期に産まれたばかりの赤ちゃんの世話もしなければならないとなると、責任感の強い人ほど問題を抱え込んでつらい思いをしてしまうこともめずらしくありません。
しかし実家ならば、家族という頼もしい味方の手を借りながら、あわただしい産後まもなくの時期も比較的落ち着いて過ごせます。
慣れた環境の中でリラックスでき、余裕を持って赤ちゃんに向き合えるかもしれません。
さらに食事の準備や掃除、洗濯なども家族に甘えることができ、家事も育児も自分でしなければならない環境に比べれば、楽に感じられることもあるでしょう。
一方、里帰り出産では夫と離れて暮らすことになります。
夫にとっては、生まれたばかりの赤ちゃんのかわいい瞬間を遠くに感じてしまうでしょう。
さみしい思いをしてしまい、夫婦関係が変わってしまうこともあるかもしれません。
また、産後まもなくのデリケートな時間や大変な時間を一緒に過ごせないとなると、夫も父親になった実感がわきにくくなってしまいます。
実家から帰って夫と二人になったとき、夫はなにをすればよいのかわからず、実家のようなサポートを得られないこととあわせて大変な思いをするようになるかもしれません。
里帰り出産はいつから?いつまで実家にいる?
里帰り出産のタイミングや日程は、その人によって違います。
家庭の事情も考慮しながら、最適な期間を検討するとよいでしょう。
早い人であれば、妊娠6週目のあたりから里帰り出産の準備をする場合もあります。
ただし、妊娠初期はつわりが厳しいタイミングにもなるため、移動につらさを感じることもあるかもしれません。
逆に、つわりがつらいからこそ実家へお世話になることで、身の回りのサポートが期待できるという魅力もあります。
また、実家が遠いのであれば出産直前に移動するよりも、早い時期に移動しておく方が安心できることもあるでしょう。
より安定したタイミングで移動したいなら、妊娠中期まで待つというのも一つの手です。
だいたい妊娠16週頃から妊娠中期と言われますが、この時期になればつわりが落ち着きやすく、移動の負担も起きにくいでしょう。
仕事の都合などで、早いうちから里帰りをするのが難しければ妊娠28週以降に里帰りする場合も多いようです。
ただし、遅すぎると赤ちゃんがいつ産まれてもおかしくない状態になってしまうので、移動時に不安が大きくなります。
できるだけ早く里帰りしておくほうが安心です。
だいたい妊娠34週頃までを目安にして、里帰りしましょう。
その後は、出産を経験して体調が落ち着いたら家に帰ることになりますが、このタイミングについても特に決まりはありません。
一般的にタイミングの目安となるのは、1か月健診のあとです。
と言うのも、多くの場合1か月健診は分娩した病院で受けることになります。
そのため、1か月健診までは実家で過ごし、その後体調などとの兼ね合いで家に帰るとよいでしょう。
里帰り出産で事前に準備しておくこと
里帰り出産するなら、まずは事前に病院を調べるところからはじめましょう。
病院の種類はさまざまあるため分娩方法や病院の方針も含めて、納得のできる病院を探してみてください。
評判のいい病院は予約が埋まるのも早いため、早めに連絡しておかなければ都合がつかなくなってしまうかもしれません。
中には、里帰り出産を受け入れていない病院もありますので事前にきちんと確認することが重要です。
受け入れてくれる病院があればきちんと予約をし、現在検診を受けている病院にも里帰り出産をする旨を伝えてください。
転院にあたっては、病院から病院への紹介状を書いてもらわなければいけません。
紹介状をきちんと受け取ったら、実際に里帰りをするための準備に入りましょう。
持ち物として、紹介状や健康保険証のほか、母子手帳なども含めて必要なものをしっかり揃えておきましょう。
産後を見越して、授乳服や授乳ブラ、産褥ショーツ、産褥ナプキンといったアイテムも持っていくと安心ですね。
もちろん衣類、下着、化粧品や洗面用具といった定番のお泊まりセットも忘れずに用意してください。
まとめ
実家に帰って出産する里帰り出産は、実家ならではの心身のサポートや安心感を得られるのが魅力です。
いつ頃からいつ頃まで実家に帰るかはそれぞれのご家庭で違うため、実家や夫と話し合いながらスケジュールを決めましょう。
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