新生児には月齢別にミルクをどれだけあげるべき?量と間隔の目安

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2022.12.20

新生児には月齢別にミルクをどれだけあげるべき?量と間隔の目安

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新生児にとって、ミルクはありとあらゆる栄養の源です。

しかし、飲む量や飲む間隔は子どもによって、そして子どものコンディションによっても変わるため「基準がわからない……」と感じてしまうのではないでしょうか?

今回は、月齢別に量や間隔の目安を解説していきますので、どのくらい与えるべきか悩んでしまったときにはご参考くださいね。

新生児のミルクの目安とは?

生後28日までの赤ちゃんは「新生児」と呼ばれ、産まれたばかりの非常にデリケートな時期と言えるでしょう。

特に注意したいのが、栄養素を多分に含んだミルクの取り扱いです。

「たくさん飲んで大きくなってほしい!」と考えてしまうと思いますか、一方で新生児は消化・吸収機能がまだまだ未熟なため、飲める量に限りがあります。

飲める量には個人差も大きいことから、月齢ごとの適切な量を知るとともに、本人のようすも見ながら必要な分を与えていかなければいけません。

適正量は、母乳かミルクかでも違います。

母乳は胃腸への負担が少ないことから、基本的には欲しがるだけあげてよいとされています。

それに対してミルクは、母乳と違い消化に時間がかかるとされています。

ミルクには必ずメーカーの定めた基準や目安量が書かれていますので、それを参考にしながら与えてください。

一方で、目安量をあげたつもりが多すぎて負担になってしまう、ということもあります。

間隔を空けずにミルクをあげてしまったときには、吐き戻しや便秘を招いてしまう可能性もあります。

新生児の様子を見ながら、適正量を与えましょう。

生後1週間頃までの目安

生後1週間頃は、「生後日数×10ml」が目安となります。

生後3日なら30ml、5日なら50mlを目安にして与えるようにしてください。

それでも足りないようなら、少しずつ足しながら赤ちゃんの様子を見てください。

この時期は、まだまだ赤ちゃんもミルクを飲むのに慣れていない時期です。

おっぱいや哺乳瓶をうまく口に含めず、赤ちゃんも思うように飲めなくていらいらしたり、飲んでいるあいだに疲れて寝てしまったりすることもあるかもしれません。

うまくあげられないときには、調乳指導も参考にしてみてください。

生後1週間~2週間頃までの目安

生後1週間~2週間は、50~80mlほどが目安となります。

だいたい2~3時間の間隔をあけながら、1日に10回前後の回数与えてください。

赤ちゃんによってはこの量でも多く感じられ、全部は飲めない場合もありますので、適宜調整することになります。

また、新生児は睡眠時間が非常に長く、「気持ちよさそうに寝続けているところを、ミルクのために起こしてもいいの?」と迷ってしまうかもしれません。

しかし、ミルクを飲まず寝続けると脱水にもつながりかねないため、なるべく間隔をあけすぎないように起こして飲ませてあげてください。

生後2週間~1か月頃までの目安

この時期は80~120mlが目安となります。

この時期には一度に飲める量が増える分、授乳の間隔も空いてくるでしょう。

脱水症状を招かない程度に、間隔を空けながら少しずつ与えてください。

もちろん、あまり飲めない子の場合にはお腹も空きやすくなるため、タイミングを見極めながら、与えてください。

生後1か月~2か月頃までの目安

この時期の目安は、120~160mlです。

間隔もだいたい3~4時間ほどまで開くようになり、授乳の負担が減ってくるでしょう。

思ったように飲まない子も、一度ゲップをさせてあげるとそのあとふたたび飲むようになる場合があります。

一気に大量に飲む赤ちゃんも増えてきますが、欲しがる分だけ与え続けているとその分、吐き戻しの可能性も高くなってしまいます。

必ず、様子を見ながら与えてください。

生後3~4か月頃までの目安

この時期は一度の授乳で160~200mlと、かなりしっかり飲むようになります。

飲みムラもではじめ、授乳中にも気が逸れてしまうかもしれません。

そんなときは「必ず目安の量を飲ませないと!」と躍起になる必要もありませんよ。

1日のトータルでは、800〜1200ml程度飲めていればおおむね問題ありません。

朝はあまり飲まなかったけど夜になったらごくごく飲みだした、ということや翌日になると突然飲みだす、ということもあります。

あまり心配しすぎずに、おおらかに構えていたいものです。

授乳間隔も定まってくるので、生活リズムも自然と決まってくるでしょう。

生後5~6か月頃までの目安

この時期には、160~200mlほどが目安となります。

またこの時期は、赤ちゃんによっては離乳食がはじまるかもしれません。

離乳食はあくまで少量摂取するだけになりますから、ミルクや母乳をしっかり与えてください。

「きちんと飲めてるかな?」と心配なときには、体重を目安にしましょう。

1日で体重が平均して20~30gくらい増加していれば問題ありませんので、成長を見守ってあげましょう。

まとめ

赤ちゃんにとって、ミルクは大切な栄養源です。

今回ご紹介した内容はあくまで目安なので、目の前の赤ちゃんの様子を見ながら、適宜必要な分を与えてください。

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