産褥期はいつから外出していい?身体に起こる変化の具体例

studioTO-WA(スタジオトーワ) 大阪・心斎橋の前撮り出張写真撮影スタジオ、レンタル
大阪でニューボーンフォト出張写真撮影ならstudioTO-WA(スタジオトーワ) TOP > お役立ちコラム > 産褥期はいつから外出していい?身体に起こる変化の具体例

2022.11.12

産褥期はいつから外出していい?身体に起こる変化の具体例

118View

出産を経験したママの身体は、とってもデリケートな状態になっています。

産後のママの仕事は、まずなにより「身体を休めること」ですが、忙しい毎日の中ではそうも言っていられませんよね。

買い物や各種申請・手続きも必要になるため、産後にはいつ頃から外出していいものなのか、確認しておきましょう。

産褥期とは?

産褥期(さんじょくき)とは、出産後の身体が妊娠前の状態へ戻っていく期間のことです。

産後すぐのタイミングから、だいたい8週間ごろまでが産褥期にあたります。

産褥期は、骨盤、子宮、ホルモンバランスといった妊娠・出産を経て変化した部分が回復へ向かい、徐々に妊娠前の状態へ戻るための大事な期間です。

そのためこの期間中は、しっかりと身体を休ませたいものです。

ただし産褥期の回復の度合いには個人差があり、「必ず◯日以上休まなければいけない」という決まりはありません。

体調のようすをみながら、産褥期を穏やかに過ごし、問題がなさそうなら徐々に元の生活リズムに近づけていきましょう。

産褥期に起こりうる変化とは?

産褥期に起こる変化のひとつに、例えば体温や血圧の変化が挙げられます。

妊娠を経て体温などに起こった変化が、出産を終えたことで妊娠前の状態へ戻っていきます。

血液成分なども変わり、妊娠・出産で血中濃度が高まっていた女性ホルモンも、出産によって排出されて、一気になくなってしまいます。

これまでのホルモンバランスから、突然ゼロに近い状態になるため体調や精神状態にも変化を感じられるかもしれません。

その中で無理を続けると、心身の負担につながってしまいます。

知らずしらずのあいだに身体に負担をかけてしまうと、母乳がでにくくなることもあります。

中には産後すぐに母乳が止まってしまうというママもいますので、無理をしないようにしてください。

また、出産にあたって会陰を切ったところが痛い、かゆいと感じられたり、排尿の際に違和感を覚えたりすることもあるでしょう。

骨盤も不安定な状態になり、場合によっては適切な位置になかなか戻らないこともあるため激しい運動は避けてください。

もちろん、子宮への影響もあります。

産後の子宮が妊娠前と同じサイズに戻るためには、おおむね6週間程度かかるとされています。

産後まもなくには胎盤や子宮内膜から剝がれ落ちた「悪露」が排出されることも特徴です。

産後すぐの期間には赤色の悪露が排出されるため、違和感を覚える人もいるでしょう。

悪露はそのうち白っぽい色に変わっていき、子宮が回復する頃になると止まります。

産褥期は外出していいの?

産褥期は、前述のようにさまざまな変化が心身に起き、まだまだ産後の疲れや身体へのダメージが回復しない時期です。

そのためできることなら、外出は控えたほうがよいでしょう。

買い物をはじめとした日常のお出かけも、できるだけ家族に頼ったり、宅配サービスを利用したりすることをおすすめします。

外出の目安は、産後1ヶ月程度経ってからです。

1ヶ月健診の際に、改めて医師に身体の状態を確認してもらい、順調に回復していると確認できたら少しずつ外出を検討しましょう。

いきなり長距離の外出や移動をするのは厳禁です、

とは言え、「新生児の手続きをしなければ」など、どうしても外出しなければいけないときもあるでしょう。

その際には、なるべく短時間で帰れるようにスケジュールを立てましょう。

無理をすると、産後の身体に差し支えて体調が悪化してしまう可能性があります。

まずは自宅で外気浴をするなど、少しずつ身体を慣れさせていくようにしてください。

産褥期の外出で気を付けること

外出の際には、とにかく体調を最優先にすることを意識してください。

少しでも「ちょっと調子が悪いな、どこかおかしいな」と感じるところがあれば、無理にスケジュールを強行しないようにしましょう。

産後は疲れやすく、貧血にもなりやすいことから、休み休み外出してください。

無理をして倒れてしまうことのないよう、注意しましょう。

そのためにもまずは、いきなり目的のある外出や遠方へのお出かけをせず、近場を中心とした散歩からはじめるようにしてください。

体調に異変があればすぐに帰宅できる場所を無理せず歩きながら、外の空気に触れてみましょう。

その際にも、なるべく短時間ですぐに帰宅するよう心がけてください。

数回くりかえした上で問題がなさそうであれば、少しずつ外出の時間を長くしたり、出かける先を遠方にしたりしてもかまいません。

しかし、人混みへの外出や、長時間の外出、スポーツを行うこと、車を運転することなどはおすすめできません。

まだまだ身体は本調子ではありせんし、集中力も通常時より続きにくいので、無理をしないよう意識してください。

まとめ

産後のママの身体は疲れやすく、体調を崩しやすいためしばらくのあいだは身体をよく休めることを強く意識しましょう。

特に産後1か月のあいだはできれば外出を控え、検診で問題がないと確認できてから少しずつ外出するようにしましょう。

たとえ精神的に元気であっても、身体的に無理をすると回復が遅れるきっかけになりかねないため注意してください。

PICK UP

studioTO-WA(スタジオトーワ)

studioTO-WA(スタジオトーワ)

大阪・心斎橋で出張撮影 ニューボーンフォト・新生児赤ちゃんベビーの撮影・マタニティフォトスタジオなら『studioTO-WA』。お子さんの大きさをそのまま残せる「等身大パネル・アルバム」がおすすめ!

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます

新着記事一覧