計画分娩(計画無痛分娩)とは?流れやメリット、注意点

studioTO-WA(スタジオトーワ) 大阪・心斎橋の前撮り出張写真撮影スタジオ、レンタル
大阪でニューボーンフォト出張写真撮影ならstudioTO-WA(スタジオトーワ) TOP > お役立ちコラム > 計画分娩(計画無痛分娩)とは?流れやメリット、注意点

2022.10.2

計画分娩(計画無痛分娩)とは?流れやメリット、注意点

177View

赤ちゃんの出産という大きな役割を果たすことになるママは、「どのように分娩するか」という点についても悩んでしまうのではないでしょうか。

出産にいたるまでの方法には、自然分娩のほかに「計画分娩」「計画無痛分娩」という方法があります。

計画分娩・計画無痛分娩とはどのように進めていく分娩方法なのか、改めてご紹介していきましょう。

計画分娩とは?

計画分娩とは、分娩する日を先に決めた上で、計画的に行う分娩のことです。

計画的に陣痛促進剤を使い、人工的に陣痛を起こすことでスケジュールにあわせた分娩を実現します。

ところが「計画分娩であれば絶対に事前の予定通出産できる!」というわけではありません。

例えば、「促進剤を使っているのに陣痛が起こらない」などのトラブルを招く可能性もゼロではありません。

計画無痛を行うのなら、そうした点も理解した上で医師に相談しましょう。

ちなみに出産にかかる時間そのものは、自然分娩のケースとほとんど変わりません。

初産であれば12~16時間程度、経産婦なら5~8時間ほどかかり、そうした時間も含めて計画していきます。

計画分娩・計画無痛分娩の流れ

計画分娩の流れとして、まずは分娩予定日を決定するところからはじめます。

計画分娩の予定は多くの場合、医師に決定権があります。

もちろん妊婦さんの希望も反映されますが、母体や赤ちゃんの状態によっては必ず希望通りになるわけではありません。

妊娠37週以降、そのときの状況を医師が判断した上で決めることとなります。

緊急性があれば安全な出産を実現するため、妊婦さんの希望よりも医師の予定が優先されることもありますので理解しておきましょう。

出産予定日、もしくは前日には入院した上で、心電図や血圧計、麻酔などの準備が行われます。

事前に麻酔テストをするなど麻酔にまつわる準備ができるのは、計画無痛分娩ならではの特徴と言えるでしょう。

無痛分娩では使用されるのは「硬膜外麻酔」という麻酔が多く、背骨にある硬膜外腔から投与します。

鎮痛効果が出てくるまでには、だいたい15~30分ほどかかります。

その後、点滴を利用して陣痛促進剤を投与します。

陣痛が強くなり子宮口が開いてきたら、改めて麻酔薬を注入します。

強い痛みを経験したくないのであれば、こまめに麻酔を追加しながら臨みましょう。

ただし赤ちゃんの状態によっては、麻酔を追加することによって赤ちゃんが出てきにくくなってしまう可能性もあります。

医師による判断のもと、麻酔は適宜調整する必要があります。

麻酔がよく効いている場合には、その分いついきむべきかわかりにくいという注意点があります。

看護師さんの指導を参考にしながらいきみ、出産まで頑張りましょう。

産後は、だいたい2~3時間程で麻酔が切れるとされています。

計画分娩のメリット

計画分娩のメリットは、やはりなんと言っても赤ちゃんの誕生のタイミングをある程度調整できることでしょう。

例えば家族の仕事の都合などによって、「この期間に出産したい」といった希望があるときには、計画分娩が選ばれます。

家族が普段海外などの遠方にいる、離れた場所にいる旦那さんが立会い出産を希望しているなどの場合にも、計画分娩であれば希望に近い形で対応できるでしょう。

また、計画分娩ならば麻酔の扱いも一般的な分娩より柔軟になります。

もちろん一般的な分娩でも麻酔を使うことは可能ですが、タイミングによっては投与ができない、間に合わないこともあります。

しかし計画分別であれば麻酔の使用についても計画的に進められることから、痛みを抑えたお産も実現しやすくなるでしょう。

痛みに弱い人や出産に伴う痛みに対して非常に強い不安を覚えている人にとって、計画分娩や計画無痛分娩は不安を和らげることにつながります。

もともとパニック障害をはじめとした心の病気があるなど、出産に不安がある人は計画無痛分娩を検討するのもよいでしょう。

計画分娩を行うときの注意点

計画分娩を行う上では、人によって差があることを理解しておきましょう。

例えば、計画分娩では陣痛促進剤を使い陣痛を起こすことになりますが、その効き目は人によって違います。

もし、思うように陣痛が起きないようであれば、一度中止して翌日に持ち越すこともあります。

その際には費用の負担が余計に増えてしまいます。

限られた予算の中で出産にあたりたいと考えるときには、抱える負担が大きく思えてしまうかもしれません。

陣痛がうまくはじまらないときには、仕方なく「麻酔を減らす」という形で対処する場合もあります。

麻酔が減ればその分、陣痛が促進しやすくなるのですが、当然のことながら痛みは感じやすくなります。

絶対に無痛分娩がいいと考えている人には、不満の残るお産となってしまうかもしれません。

まとめ

計画分娩とは、医師と相談の上で計画的にお産を行う方法のことです。

予定している日を出産日にしたり、予定にあわせて麻酔を用意することで無痛分娩を兼ねたりすることも可能です。

メリットがさまざまある分、注意すべきことも多いため医師と相談しながら進めていきましょう。

PICK UP

studioTO-WA(スタジオトーワ)

studioTO-WA(スタジオトーワ)

大阪・心斎橋で出張撮影 ニューボーンフォト・新生児赤ちゃんベビーの撮影・マタニティフォトスタジオなら『studioTO-WA』。お子さんの大きさをそのまま残せる「等身大パネル・アルバム」がおすすめ!

この記事を読んだ人は、こちらの記事も読んでいます

新着記事一覧