出産する病院の選び方!病院の種類や分娩方法、決め方のポイント

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2022.9.11

出産する病院の選び方!病院の種類や分娩方法、決め方のポイント

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安心して出産を迎えるためには、病院選びにも十分こだわりたいものですよね。

産婦人科や助産院と一言にいってもその種類は多岐にわたり、サービスやサポートの内容、分娩方法なども含めて雰囲気がまったく違います。

どのような種類があるのか、選び方のポイントとともに解説していきましょう。

出産にあたって利用することになる病院の選び方

まず、基本となる病院の選び方ポイントから解説していきましょう。

妊娠が発覚したら、赤ちゃんの成長を確認するためだいたい2~4週に1度のペースで病院に通わなければいけません。

こまめな妊婦健診のほかにも、万が一なにかあったときにも、すぐ相談できる環境が望ましいでしょう。

そのため、病院選びの際にはアクセスのよさをよくチェックしてみてください。

自宅はもちろん、実家にお世話になる予定の人なら実家からの距離、職場からの距離、通いやすさなども含めて選びましょう。

ちなみに病院によっては「健診のみ」としている場合もあります。

その場合、出産までの検診で通う病院と、出産をする病院は別になります。

出産が近づいたら提携先の病院を紹介してもらうなどして、対応できる病院へと移ります。

出産の対応をしてもらう病院は、妊娠16~20週頃までに決めておきましょう。

健診から出産まで対応してくれる病院であれば、転院は必要ありません。

出産までできる病院なら休日・夜間の対応も期待できますので、病院を選ぶときにも意識してみてください。

総合病院、個人病院、助産院はどのように違う?

出産する病院の種類は大きく分けて、大学病院、総合病院、個人病院、助産院があります。

大学病院や総合病院では比較的大型の病院であり、産婦人科以外の診療もできます。

持病のある人であれば、専門医師の対応も期待できるでしょう。

MFICU(母体胎児集中治療室)やNICU(新生児集中治療室)といった医療設備が整っていることも魅力です。

個人病院は比較的小規模であるものの、その分ベビーマッサージ教室やマタニティエクササイズ教室のように、オリジナルの教室を積極的に運営していることが少なくありません。

そのほか、産後ケアや入院中の病室や食事といったサービス面の充実が期待できます。

小規模だからこそ、妊婦健診からずっと見てくれている医師や顔馴染みの看護師に出産当日も対応してもらえる場合があるのも魅力です。

そして助産院は、出産に特化した施設であり助産師が徹底的にサポートしてくれる施設です。

出産に特化しているからこそ、ほかの科に人材をとられることもなく、アットホームな空間で出産できます。

ただし、医師が在籍している病院と違って医療行為はできません。

もちろん緊急時には病院へ回してもらうことになりますが、基本的には健康状態に心配がないケースで利用しましょう。

病院選びのときにチェックするポイント

病院選びをするときには、どのような出産を希望しているかという点も踏まえましょう。

例えば自然分娩や無痛分娩といった分娩方法に希望があるのならば、希望の分娩に対応している病院を探すところからはじめましょう。

また、病院によっては立ち合い出産ができる場合、できない場合がありますので、夫婦間で話し合っておくことをおすすめします。

同様に産後のケアについてもどのように対応しているか確認しておきましょう。

入院する病室の雰囲気はどうか、個室なのか大部屋なのか、入院中の食事はどうか、母子同室なのか、医師や助産師、看護師との相性はどうかなど。

特に、病院スタッフとの関係性やコミュニケーションの在り方は実際に会ってみないとわかりません。

できれば健診の際からよく確認しておき、不安があればほかの病院を検討することも大切です。

分娩方法の種類と選び方

分娩方法には大きく分けると「自然分娩」「無痛・和通分娩」「帝王切開」があります。

自然分娩はその名の通り、陣痛がくるまで自然に待つ分娩方法のことです。

医療処置の類は行わず、楽な姿勢での出産が行われます。

続いて無痛・和痛分娩は、麻酔によって痛みを和らげる分娩方法です。

和通分娩の場合には、陣痛が起こるまでは自然に待ち、そこから麻酔を使うことになります。

先に出産日を決めた上で、陣痛促進剤などを使って出産へ向けていくこともできます。

続いて帝王切開は、経腟分娩ができないと判断されたときに、手術を行う方法です。

予定帝王切開と呼ばれる帝王切開では手術日を決めてから行い、緊急帝王切開では経腟分娩の途中で、なんらかの自体で急遽帝王切開に切り替えます。

分娩方法は、ある程度は自分たちで決めて、病院に理想を伝えることができます。

ただしお母さんと子どもの状態によっては、急遽分娩方法を変えなければいけなくなる場合もあります。

妊婦健診の際の経過も踏まえながら、医師とよく相談して決めるようにしてください。

まとめ

出産にあたってお世話になる病院は「なんとなく」で決めてしまうと、のちのち後悔が生まれるかもしれません。

費用、アクセス、分娩方法、育児に対する考え方など、病院の数だけ違いがあり、その中から自分に合った病院をきちんと探す必要があります。

医師や看護師との相性なども含めて、満足のいく病院を見つけましょう。

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